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2021-03

COSMIC WONDER
「墨と山原藍」展

Mar 27, 2021 | Event 

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松を燃やした煤の松煙と水により幽玄な深い色が生まれる墨染め。

カラアイを泥藍にし藍建てして現れる色は海と黄昏が重なる、琉球の山原藍。

古の琉球では、どこの家でもカラアイやトーアイを土間で藍建して暮らしのものを染めていたという。

墨染めや紅花などであらかじめ布を染め、藍を重ねる、深く心身に染みいる衣を古人は纏っていた。

 

輝く霊性の気配を表現したような墨と山原藍の衣を発表いたします。麻や絹、有機栽培綿のCOSMIC WONDER “Days of light” の衣を松煙と山原藍(琉球藍)で幾度にも染め重ねました。清らかな保津川のある京都・亀岡で、40年以上藍染をされる吉川慶一 氏による。古人が好む玄妙なる印象の美しい墨と山原藍に彩られた衣に触れてください。

 

 

Center for COSMIC WONDER

会期: 4月3日(土)− 4月11日(日)

正午 − 午後6時

休館日: 4月2日(金)

東京都港区南青山5-18-10

T. 03 5774 6866

 

STARDUST

会期: 4月17日(土)− 4月25日(日)

午前11時 – 午後6時

京都市北区紫竹竹殿町41

T. 075 286 7296

 

exhibition-sumiandyambaruai-2

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ノノ

Mar 20, 2021 | COSMIC WONDER Free Press 

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日、月、かみ、仏を尊ぶ言葉にノノがある。

京都丹後の藤織りの里、上世屋では、

かみから藤布の織り方を教わったという伝説がある。

上世屋では藤織のことを親しみを込めてノノと呼ぶ。

 

藤、葛、梶、楮、大麻、苧麻、榀、芭蕉、オヒョウ、

人は草木から繊維を績み衣にした。

 

地球の草木には、宇宙と地球の愛と叡智が内包されていて、

私達は草木を布とし、纏うことによって、

それらと一体となる感覚を身近に感じるものとしてきた。

 

その働きは、無意識のうちに宇宙へと繋がり、

人の意識はすべてと繋がってゆく。

そこにノノが現れる。

 

コズミックワンダーと工藝ぱんくす舎

*「ノノ かみと布の原郷」展のステートメント

 

写真: 工藝ぱんくす舎「鬼怒沼の髪すき沼」2020年 / 撮影: 前田征紀

山の竜宮といわれる栃木県鬼怒沼。乙姫のはたおり伝説がのこる。

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コズミックワンダーと工藝ぱんくす舎
ノノ かみと布の原郷

Mar 20, 2021 | Event 

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コズミックワンダーと工藝ぱんくす舎「ノノ かみと布の原郷」展を島根県立石見美術館で開催いたします。

  

本展は、日本の様々な地域に残された「自然布」から、各地の風土と一体となった人々の暮らしや自然観、精神性をみつめ、人と自然とのこれからの関係について展望しようとするものです。日本古来の素材や手漉き和紙に関する研究を続けてきた「コズミックワンダーと工藝ぱんくす舎」を招聘し、その独自の視点で選出された「自然布」と糸車や織機などの紡織用具、布の組織痕が残る縄文時代の土器片、そして「コズミックワンダーと工藝ぱんくす舎」による手漉き和紙を用いた新作とパフォーマンス、撮り下ろしの映像や写真をご覧いただきます。かつて人々は暮らしの身近にある草木から繊維を績み、布にして、衣服や暮らしの道具としていました。自然布と呼ばれるそうした布は生育に適した環境や繊維としての特性の異なる藤、葛、梶、楮、大麻、苧麻、榀、芭蕉、オヒョウなどで作られます。それが生み出された地域それぞれに特徴的な暮らしの文化が色濃く反映されています。繊維を取るところから全行程が手作業でなされる「自然布」づくりは、大変な根気を要すもので、その苦労は今日では想像もつかないほどです。貴重な布は尊ばれ、どの地域でも大切にされました。藤織がなされた島根では、ボロになった布は叩いて紙にし、最後まで無駄なく使ったとも伝えられます。

今日、自然と人間との関係は再考すべき段階になっています。

私たちは便利な暮らしの影で、自ら地球を汚し、住みにくい環境へと変えてきました。一方で、太陽の光を浴び、地球が生み出すエネルギーの恩恵を得て命を繋ぐ人の在り 方はいつの時代も同じです。すぐそばにある自然に包まれ、あるものを大切にして生きていた時代の布がいま、私たちに見せるのはどんな姿でしょうか。沢山の情報が溢れる現代において、「自然布」や手漉き和紙に宿る気配に、私たちが選び得る未来の姿の一つが映されているのかもしれません。原始の布とかみ、そしてそれらに共鳴して生み出された作品から未来を見つめます。

 

 

会期:

2021年3月20日(土・祝)− 2021年5月16日(日)

 

会場:

島根県立石見美術館

島根県益田市有明町5-15(T. 0856-31-1860)

午前9時30分 − 午後6時(展示室への入場は閉館の30分前まで)

休館日: 毎週火曜日(5月4日は開館)

 

写真:

(上)「大井谷の冬景色 」1971年 / 撮影: 隅田正三

冬のあいだ紙を漉き、紙布を作っていた島根県浜田市の山間部、金城の大井谷。

(下)「上講武の敷布」(部分)藤、個人蔵  昭和初期 / 撮影: 仲川あい

島根県松江市鹿島町の山間部、上講武では藤織りの習俗が記録された。

 

exhibition-nono-02

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New arrival
COSMIC WONDER
Days of light
Organic cotton broad

Mar 15, 2021 | News 

newarrival-organiccottonbroard

 

静かな光沢のオーガニックコットンブロード。

風合いのある美しい色は後染めによるもの。

ゆり、土器、すみれの灰、黒、梅。

美しく空間に響く衣、霊性の器。

光輝く日々のために。

 

Center for COSMIC WONDERでは、

「Days of light」のサードコレクションが3月20日(土)からはじまります。

皆さまのご来館をお待ちしております。

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New arrival
COSMIC WONDER
Days of light
Beautiful Silk Linen

Mar 03, 2021 | News 

newarrival-silklinen

 

天界人のような美しく輝くシルクコットン、

しっとりとした静かな光沢のある美しいシルクリネン。

美しく空間に響く衣、霊性の器。

光輝く日々のために。

 

Center for COSMIC WONDERでは、

「Days of light」のセカンドコレクションが3月6日(土)からはじまります。

皆さまのご来館をお待ちしております。

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