
有機栽培綿の衣と革小物を8月6日(土)よりCenter for COSMIC WONDERでお披露目いたします。
秋のあたらしい色彩、奄美大島に伝わる自然の恵と手仕事の実りによる泥染めの土いろ、車輪梅染めとコチニール染めを重ねあわせた草木染めの野薔薇いろの有機栽培綿のドレスたち。天然なめし革の小物はミモザの樹液でなめされており、手仕事が随所に宿る工程で作られ、使うほどに素朴で美しい風合いがまし耐久性に優れています。また、かろやかなライトレザーと銀鏡のようなシルバーレザーの小物は装いに華やかさを。革小物はフォークシューズ、クラッチ、車掌バッグなど。
また、美しく繊細な手仕事の日本の籠がLight & Willより届きました。たいへんめずらしく貴重な瓜肌楓の角籠や書類箱、山桜の平籠など、原初の光景が広がるような品々が並びます。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。


現れた無限のひとつのとき
夢が現実の光景にたちあがる
あなたは目覚め美しさを生きるから
輝く水辺に揺蕩いながら舟でさる
静かに微笑むわたしとあなた
永遠を越えてゆくところに
夜明けの反射に姿をうつしてみると
甘露の香りが立ち込める
ゆらゆらと求めるところへおりて
輝く大地に身を沈める
歓喜する輪が舞うころ
LOOKBOOK

「光の夢」より泥染の衣を7月9日(土)よりお披露目いたします。
奄美大島の伝統工芸の泥染。奄美に自生するテーチ木(車輪梅)を煮出した染料と、泥田の泥で染める。泥は奄美大島の 150 万年前の古代地層による鉄分豊富な泥田の泥。テーチ(車輪梅)染めした後に、泥田で泥染、泥を落とす川濯ぎ、テーチ染、泥田で泥染め、川濯ぎと、作業を繰り返す。泥染めは大自然の恵みと長年培われた技法と時間を要する貴重な染。
ベンガルで手織した美しい絹布を使った、泉に佇むための羽織ローブなど、夏のはじまりを心穏やかに愉しむための衣たちをご紹介いたします。
みなさまのご来館をお待ちしております。

白からはじまる光の夢
宇宙に浮かぶあなたのいろをうつして
2022年「光の夢」のコレクションが白い衣として現れます。
白い衣の中からお選びいただき、草木染め、藍染、泥染など、手仕事による自然を写した雅趣に富む美しい色彩にお染めします。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
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会期:
6月25日(土)− 7月3日(日)
会場:
Center for COSMIC WONDER
東京都港区南青山5-18-10
03-5774-6866
正午 − 午後6時

横尾香央留による、COSMIC WONDERの衣のお直しプロジェクト「The Awakening Universe」をCenter for COSMIC WONDERとOnline Storeにてご紹介しております。
2022年コレクション「光の夢」の衣が横尾のお直しにより独特のユーモラス溢れる衣として蘇ります。天然素材を染色したCOSMIC WONDERの衣には時折、色斑や生地の破れなどが生じて販売できないものがあります。それらをモチーフに横尾が刺繍や編みものなどの手仕事を施し、新たな旋律を重ねます。独創的で繊細な手法のお直しに包まれた横尾香央留の「The Awakening Universe」をお楽しみください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
横尾香央留
1979年 東京生まれ。
2005年より刺繍やかぎ針編みなどの緻密な手仕事によるお直しのアート活動を始める。

「光の夢」のフォースコレクションが6月4日(土)よりはじまります。
繊細で透けるようなかろやかな夢衣。南インドの綿をベンガルで紡ぎ絹糸を交えて手織りした、しなやかで優美な縞絹綿布で、ドレープが美しい羽織り、前後が逆になったシャツとシャツドレス、涼しげでゆったりとしたラップキュロットを制作いたしました。風合いのある美しい染め色は白土の貝、墨と琉球藍を重ねた墨山原藍、黒、黎明、芙蓉。
みなさまのご来館をお待ちしております。

植物に戀した空想民族の道具
湧きでた水の汀に坐り
植物の前に坐り
陽に火に灯に
野草の薬草の木の樹の
根に茎に枝に葉に花に種に
触れるための
土で鉄で木で
拵えたもの
こころに
湧きでた水と
ゆれる火と
薫る茗茶湯を
市川 孝
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Center for COSMIC WONDERでは、市川 孝「植物に戀 空想民族的 植物道具考」展を開催いたします。
茶からはじまったさまざまな茶車や道具作品、それらは独創的なアイデアが重なり独特の進化を続けています。6回目の開催を迎える本展覧会、火と水、植物との関わりを日々取り入れることができる道具を主体に、市川の取り巻く環境での体験や実践を経てあらたに更新される器も発表します。市川の作品は、わたしたちを親密に植物、茶の時空へとかろやかに連れ出してくれます。この度も、野の草の無限の力を伝え活動をされている野草宙 / 澤村玄道 、澤村日菜を迎え、ワークショップと野の草による茶会を開催いたします。自然に触れ植物の声を聞き心身を解放する、想像では感取できない心地の良い時が日々を豊かに彩ります。
ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
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会期:
5月13日(金)− 5月22日(日)
*作家在廊: 5月13日(金)、5月14日(土)
会場:
Center for COSMIC WONDER
東京都港区南青山5-18-10
03-5774-6866
正午 − 午後6時
オープニングイベント:
1. ワークショップ「宙茶」
足元にある身近な野の草を光と水、火をとおして野の滴として 身体にとりこむこと。
草摘みから 宙茶ができるまでを実演まじえて 野の草のおはなしを市川孝の道具と余韵の菓子ともにたのしんでいただきます。
5月13日(金)
正午 − 午後2時半
5月14日(土)
正午 − 午後2時半
要予約、各会6名様限定
13,000円
2. 茶会「宙」
心とからだをゆるめ、ひらくこと。 草の香、地の力、野の滴を細胞にいきわたらせること、めぐること。野の草のおはなしと宙茶、余韵の菓子を市川孝の道具とともにたのしんでいただきます。
5月13日(金)
午後4時 − 午後5時半
5月14日(土)
午後4時 − 午後5時半
要予約、各会6名様限定
11,000円
参加をご希望の方は、ご希望の会名、日時、名前、メールアドレス、電話番号を明記の上、下記までお申し込みください。
*ご予約の受付は終了いたしました。
野草宙 / 澤村玄道 澤村日菜
人と草とのよいめぐりを草にまなび、草に教わる日々
福岡を拠点に野の茶をとおして野の草の生命エネルギーを伝える活動をしている
余韵 /姜 優子
植物性食材、野草、韓国の文化などさまざまな方向から
すべてをつないでくれる植物の尊さを菓子で表現している
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写真上:「茶車卓」2022年 / 鉄、木
写真下:「植物焙煎器」2021年 / 陶、鉄、木


「光の夢」のサードコレクションが4月29日(金・祝)よりはじまります。
南インドの野の繭をベンガルで手紡ぎ手織りしたマトカシルク。糸に撚りをかけるときに“マトカ”という素焼きの水瓶を転がしながら糸にすることで豊かな表情が生まれます。繭の中から飛び立ったものを集め糸にしています。たいへん肌触りが良く柔らかなマトカシルクで贅沢な羽織ローブを制作いたしました。着るほどに風合いよくくったりと身体に馴染みます。また、ベンガルで手紡ぎ手織りした手織綿布による素朴な風合いのある野良仕事着も並びます。
みなさまのご来館をお待ちしております。

白からはじまる光の夢
宇宙に浮かぶあなたのいろをうつして
2022年「光の夢」のコレクションが白い衣として現れます。
白い衣の中からお選びいただき、草木染め、藍染、泥染など、手仕事による自然を写した雅趣に富む美しい色彩にお染めします。
本展はSTARDUST、st company、エイティエイト、OUTBOUND、うつしき、Center for COSMIC WONDERを巡回いたします。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
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4月16日(土)− 4月24日(日)
at STARDUST
4月29日(祝・金)− 5月8日(日)
at st company kiryu
5月14日(土)− 5月22日(日)
at エイティエイト
5月28日(土)− 6月6日(月)
at OUTBOUND
6月11日(土)− 6月19日(日)
at うつしき
6月25日(土)− 7月3日(日)
at Center for COSMIC WONDER

「光の夢」セカンドコレクションが3月5日(土)よりはじまります。
淡く優美な色彩を重ねた風雅な大麻の紗布衣、肌触りの優れた日々の有機栽培綿衣。
色は墨と琉球藍による墨山原藍、黎明、甘露、芙蓉、白など。
みなさまのご来館をお待ちしております。

「光の夢」のファーストコレクションがはじまります。
花のほころびを響かせるような淡く甘い光の色彩の重なりをお楽しみください。
Center for COSMIC WONDERでは2月11日(金・祝)、Online Storeでは2月22日(火)より。
みなさまのご来館をお待ちしております。
LOOK BOOK

現れた無限のひとつのとき
夢が現実の光景にたちあがる
あなたは目覚め美しさを生きるから
輝く水辺に揺蕩いながら舟でさる
静かに微笑むわたしとあなた
永遠を越えてゆくところに
夜明けの反射に姿をうつしてみると
甘露の香りが立ち込める
ゆらゆらと求めるところへおりて
輝く大地に身を沈める
歓喜する輪が舞うころ
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