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COSMIC WONDER Official Site

New Arrivals
COSMIC WONDER
North Village Light
Cashmere and Japanese wool collection

Aug 28, 2023 | NEWS 

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「North Village Light」コレクションより、カシミヤと日本羊毛のニットコレクションが9月3日(土)からCenter for COSMIC WONDERに入荷いたします。

 

絹のような肌触り、かろやかで保温性に富んだカシミヤのユニークなセーターとニットカーディガン。カシミヤの原料は良質な産地である内モンゴル自治区から。上質な原料をそのままに、日本で紡績と染色を行なっている。 全ての工程を手仕事で仕上げた日本羊毛の袖なし羽織。日本に生息する羊毛の毛を刈り取り、手作業で洗毛し汚れや油分を落とし、手紡ぎで糸を作り手編みで成形した。手仕事に宿る美しさは自然と人による命そのものの響きのようです。

 

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

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市川孝
空想民族的道具考
原点回帰
この先のために

Aug 21, 2023 | EVENT 

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久しぶりに焼き〆の器を焼きます。

独立当時に焼いていた土瓷(はじ)の器です。土は古代から移動している琵琶湖の土で、古琵琶湖層が隆起した山の土を練り上げ、しばらく寝かせて置いた土を使います。焼成には6日間程をかけて、じっくり焼いてみようかと思っています。

 

お茶の魅力を知ってからは、もっぱら茶器や土瓶や炉などの他、茶車やOCHAMOCHI(お茶もち)など、お茶まわりのモノを作っています。それが益々面白くなってきていますが、今まで食器もいろいろと作ってきました。

 

そこで今回、さまざまな経験から今の視点で土のうつわや道具を作ってみます。つまり、これから先のことを考えて、上を向いて、螺旋的な原点回帰といったところでしょうか?展示内容は、空想民族的な流れをそのままに、素朴さを養うように、原始の力を加えた静かな土の記憶が残るモノを並べたいと思っています。

 

市川孝

 

 

Center for COSMIC WONDERでは、市川 孝「空想民族的道具考 原点回帰 この先のために」展を開催いたします。

7回目の開催を迎える本展覧会では、市川氏が暮らす滋賀の古琵琶湖層が隆起した山の土を使った土瓷の器をはじめ、新作の茶道具も発表します。初日からは、野の草の無限の力を伝え活動をされている野草宙を迎え、ワークショップと野の草による茶会を開催いたします。ご高覧賜りますようお願い申し上げます。

 

会期:

9月16日(土)− 9月24日(日)会期中無休

16日(土)、17日(日)は完全予約制。

 

*16日(土)、17日(日)のご来館予約の受付は終了いたしました。18日(月)からはご自由に入館いただけます。混雑時は入館制限をさせていただきます。

 

会場:

Center for COSMIC WONDER

東京都港区南青山5-18-10

03-5774-6866

正午 − 午後6時

 

 

オープニングイベント

1. ワークショップ「宙茶」

足元にある身近な野の草を光と水、火をとおして野の滴として 身体にとりこむこと。

草摘みから 宙茶ができるまでを実演まじえて 野の草のおはなしを市川孝の道具と「余韵」の菓子とともに楽しんでいただきます。

 

9月16日(土)

正午 − 午後2時半

 

9月17日(日)

正午 − 午後2時半

 

要予約

15,000円

 

2. 茶会「宙」

心とからだをゆるめ、ひらくこと。 草の香、地の力、野の滴を細胞にいきわたらせること、めぐること。野の草のおはなしと宙茶、「余韵」の菓子を市川孝の道具とともに楽しんでいただきます。

 

9月16日(土)

午後4時 − 午後5時半

 

9月17日(日)

午後4時 − 午後5時半

 

要予約

13,000円

 

*ご予約の受付は終了いたしました。

 

野草宙 / 澤村玄道 澤村日菜

人と草とのよきめぐりを草にまなび、草に教わる日々

福岡を拠点に野の茶をとおして野の草の生命エネルギーを伝える活動をしている

 

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New Arrivals
COSMIC WONDER
North Village Light

Aug 08, 2023 | NEWS 

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「North Village Light」コレクションの初秋衣が8月19日(土)から、Center for COSMIC WONDERに入荷いたします。

 

かろやかで趣のある風合いが共存したライトリネンウールのファーマーシャツとスカート、フォークパンツ、大きなサークルスパンコールがついた幾何学アシンメトリースリーブのドレス。古の風合いのある美しいリネンウールシャークスキンによる、クラシックなシルエットのベルテッドコート、テーラードジャケットを裏返しにしたデザインの羽織ジャケット、ギャザーシャツ、サークルスパンコールがついた幾何学の袖のボウタイのドレス。藁や草などが生地に残る原初的な風合いの貴重な日本のサフォーク羊毛による、森や野原の散策のためのクラシックなクロークなど。

 

8月19日(土)、20日(日)はCWオーガニックティーサロンでお飲み物をお楽しみください。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

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写真: ホンマタカシ

 

上から

ライトリネンウールファーマーシャツとスカート、日本鹿革による収穫袋クラッチバッグ、鹿革“コッシン”フォークパンプス

日本サフォーク羊毛によるメルトンクローク、ハイカウントリネンクラシックシャツ、銀箔革“コッシン”フォークパンプス

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S|S|A|W 2023
COSMIC WONDER
North Village Light

Aug 01, 2023 | COSMIC WONDER COLLECTION 

no1

 

Lookbook

 

Video

 

Meeting room at North Village

 

 

Production : COSMIC WONDER

Direction : AAWAA

Ikebana : 片桐功敦

Performer : 李美喜

Model : 安野谷昌穂、加地洋太朗(DYGL)、かほ、小池アイ子、Kotaro、谷口蘭、辻村 フォンドゥカヴ リリ世、点子、松下かなえ、霊樹

Hair Make : 蒲生亜希子

Hair : RYUDHO

Photography : ホンマタカシ

Video recording : 加藤文崇、仲川あい

Special thanks : 池田泰一、井上ゆうみ、小泉遼馬、杉本圭助、Takanohvskaya、高橋 万紘、HANI、藤原 拓馬、矢作良樹、安田美輪

 

no6

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New Arrivals
COSMIC WONDER
North Village Light

Jun 30, 2023 | NEWS 

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万緑に光が折り重なる季節になりました。

 

Center for COSMIC WONDERではガラ紡のセーターと初秋の色彩衣が7月8日(土)に入荷いたします。

 

ガラ紡は、19世紀末に元僧侶の発明家 臥雲辰致により開発された紡績機です。綿のオクソ(落ち綿)を使い手紡ぎのような糸を紡ぎます。素朴な味わいのあるガラ紡糸で編み上げたセーターは風合いがあり常世の着心地です。

ベーシックな日々のための後染コレクションも揃います。色は紅翡翠、濃墨、奄美大島で染めた涅槃土。写真はシルクツイルのMMドレス、コットンペーパーボイルのドールシャツとたっつけ、コットンシルクタイプライターのファーマードレス。初秋を迎えるためのあたらしい衣をぜひご覧ください。

 

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

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New Arrivals
COSMIC WONDER
North Village Light

May 31, 2023 | NEWS 

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鮮やかな柘榴の朱花が咲くころとなりました。

 

日々を彩るためのLeather collectionが6月3日(土)から、Center for COSMIC WONDERに入荷いたします。美しくしなやかな鹿革から、使い心地の優れた車掌バッグや巾着袋の手提げバッグ。かろやかな銀箔革とライトレザーから、袋のような構造による定番の長財布や二つ折りの財布、カードケース、コインケース、サークルケース。更に新しい履物の提案として、古の朝鮮にあるコッシンを写したパンプスやフォークシューズが入荷いたします。

 

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

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New Arrivals
COSMIC WONDER
North Village Light

May 22, 2023 | NEWS 

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若葉のかほり漂う薫風のころとなりました。

 

Center for COSMIC WONDERでは初夏を過ごすための清々しい衣が5月27日(土)に入荷いたします。

コットンと紙によるかろやかなボイルを使ったコレクションは、クラシックなドールシャツ、幾何学の宇宙舟のような形をしたユニークな袖のラップドレス、CWの象徴的な大きなサークルのドレス。また、ホームコレクション「Ryugu」より肌触りの優れた気持ちの良いオーガニックコットンの綾織布帛とカットソーを組み合わせた大きな袖のTシャツとドレス。美しい色彩の貝、黒、蜜蝋、翡翠、墨、琉球藍が並びます。

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

 

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コズミックワンダーと工藝ぱんくす舎
「ノノ かみと布の原郷」図録出版記念展

May 09, 2023 | EVENT 

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2021年3月、島根県立石見美術館で開催された展覧会「コズミックワンダーと工藝ぱんくす舎 ノノ かみと布の原郷」の図録が赤々舎より上梓されました。これを記念しまして図録発表の展覧会をいたします。「ノノ かみと布の原郷」展は、工藝ぱんくす舎が 2年に渡り、自然布、手漉きの紙、日本古来の精神が宿る場所を求めて日本各地を巡り、その残された印象や精神性を独自の解釈で構成する展覧会となりました。また、それらから浮かび上がるものを捉え「ノノ お水え」も開催しました。

この展覧会を収録した図録は、本文と図版はオフセット印刷と孔版印刷、表紙は徳島県拝宮の中村 功氏の和紙に活版印刷、さらに、佐賀県唐津の前田崇治氏の大麻布紙を貼り込んだ手製本です。

 

図録発表の展覧会では「ノノ お水え」の為に制作した、コズミックワンダーと工藝ぱんくす舎の紙衣、紙蓑、道具と、蒐集した自然布や靭皮繊維などを展示いたします。新緑の中でごゆっくりご鑑賞くださいませ。

5月27日(土)より、Center for COSMIC WONDERでも同時発売いたします。

 

図録「ノノ かみと布の原郷」

発行: 2023年3月21日 赤々舎

ブックコンセプト: 工藝ぱんくす舎(前田征紀、石井すみ子)

デザイン: 吉村麻紀

表紙和紙: 中村 功

初版 1000部

 

会期:

5月27日(土)− 6月4日(日)

*5月31日(水)休廊

 

会場:

gallery白田

京都府船井郡京丹波町森山田7

T/F 0771-82-1782

午前11時 − 午後6時

dokkatouyu.com

 

写真:

島根半島沖泊地区、漁の乾燥小屋

(藤布の漁網が使われていたと思われる昭和20-30年頃の風景)

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AAWAA

Sep 05, 2023 | COSMIC WONDER Free Press 
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  丹波における衣の考察を始めた。衣といっても古代の丹波国から直感を受けた夜着や寝具を想像している。なぜ、丹波の夜着や寝具なのか。 かつて、古代の丹波国は大きく丹後半島から私の住まう南丹の美山、兵庫県の氷上や多紀あたりまで大きな範囲で王国を築いていた。特に丹後半島がその中心地であったため、多くの古墳や遺跡が今も丹後に残っている。また、縄文遺跡も多く発見され、縄文の人たちが生き生きと暮らしていた気配を今も感じることができる。丹波、丹後の丹はその土地の土の成分が鉄分を多く含み褐色の赤土のために丹がつくと言われている。実際、この地に住んでみて、赤土が露出していたり、山の小川の石に鉄分と思われる赤さが付着していたり、井戸水がうっすらと赤かったりすることもある。 赤は原初から尊い色とされていた。縄文時代では顔や身体に鮮やかな赤い辰砂を塗っていたという。辰砂は水銀質の鉱物で細かく砕けば砕くほど鮮やかな朱の赤を放つ。辰砂が付着した縄文時代の土器も橿原市観音寺本馬遺跡や更良岡山遺跡などから出土している。弥生時代になれば支配者の埋葬に辰砂が使われ、墳墓から辰砂に彩られた土が多く発掘されている。丹後の三坂神社の墳墓の中にも、辰砂で鮮やかに赤く染まった土が発掘され、そのまま切り取られたものが丹後の資料館の研究遺物として保管室に眠っている。それは、古代の色彩がそのまま感じられる美しい赤、強烈な土…[Read more]

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