toggle

COSMIC WONDER Official Site

COSMIC WONDER
THAT OLD MAGIC at Elbereth

Oct 21, 2024 | News 

CW_Elbereth_1

 

COSMIC WONDER「THAT OLD MAGIC」の秋冬展を京都・Elberethにて開催いたします。

 

丹後半島の丹後ちりめんの織元で織り上げた、美しい唐草模様のシルクウールによるジャガード織の襟巻きのあるドルマンスリーブコート。産業革命初期に開発された18世紀の英式紡績機でゆっくりふっくらと紡ぎ、手織りの原理を動力化したシャトル織機でゆっくりと織り上げたグレンチェックのギャザーシャツとシャツドレス。スコットランドのシェットランド諸島に生息するシープのシェットランドウールのドルマンスリーブのコート。カシミヤの産地として名高い内蒙古自治区のホワイトカシミヤを日本で紡績と染色を行いシルクと混紡して紡いだカシミヤシルクのニット。ペルーのスーパーファインアルパカを原料としたトライスピンループという紡績機でゆっくり紡ぎながらループにしていく特殊な方法で糸を作ったアルパカループニットのフォーク襟のカーディガンとニット。今秋冬の新しい着こなしのための衣が一堂に揃います。また、Elein Fleiss 「L’Hiver / Diana, Flore」展も同展示内でご覧いただけます。

 

皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

 

 

会期:

2024年11月2日(土)− 10日(日)

*初日は主宰のAAWAAが在廊いたします。

 

会場:

Elbereth

京都市北区紫竹牛若町1−2

正午−6時半

 

CW_Elbereth_2

 

Drawing by Stephen Sprott

Photography by Takashi Homma

+ Share

 

Elein Fleiss
L’Hiver / Diana, Flore

Oct 19, 2024 | News 

Elein_CW_1

 

Elein Fleiss「L’Hiver / Diana, Flore」展を京都・Elberethにて開催いたします。

 

エレンは90年代から2000年初頭にかけて、独自の編集視点を持った雑誌『Purple』を創刊、2003年から2007年の『PURPLE JOURNAL』では、独創的な美意識を通したジャーナリズム雑誌を発表してきました。現在、フランスの南西部トゥールーズに近い中世の趣が残る田舎町に暮らし、写真や文章による作家活動が注目されています。今展では、エレンと親密な友人たちなどによる写真、それらと関連する白いウールの衣服を織り交ぜた新作を発表します。開催に合わせ、現在と十数年の時を回想しながら綴られる彼女のダイアリーと写真が交差する冊子『L’Hiver』を、COSMIC WONDERとVacantから共同で刊行いたします。また、COSMIC WONDER「THAT OLD MAGIC」秋冬展も、同展示内でご覧いただけます。

 

皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

 

 

会期:

2024年11月2日(土)− 10日(日)

*初日はElein Fleissが在廊いたします。

 

会場:

Elbereth

京都市北区紫竹牛若町1−2

正午−6時半

 

関連展示:

「L’Hiver / Aurélie, Jean」at Vacant (東京)

2024年10月25日(金)− 11月10日(日)

 

共催:

Vacant

 

エレン・フライス

1968年4月、フランスのブローニュ・ビヤンクール生まれ。15年前にパリを離れ、現在はサン・アントニン・ノーブル・ヴァル(フランス南西部)で暮らす。1989年より展覧会を企画、自身の雑誌を編集出版。現在、写真とテキストなどでの作品製作、野生のハーブを日々の暮らしに役立てるための研究をしている。写真作品はOne Star Press とPoetry of sex にて出版され、ヨーロッパだけでなく日本でも展示されている。

 

Elein_CW_2

 

写真 :  Elein Fleiss

+ Share

 

あしたの畑 2024 秋期公開

Oct 18, 2024 | News 

HP_taiza_nohsangho

 

COSMIC WONDER 主宰であり、現代美術作家のAAWAAが京都・京丹後にて新作を発表いたします。

 

以下「あしたの畑」リリーステキストより一部抜粋

 

芸術文化活動を核とするTOMORROWが主催する「あしたの畑」(代表・徳田佳世)は、アートと食を通して人が集まるきっかけと学 ぶ場を生み出し、土地が持つ自然の財産に気付く機会を提供していく集落構想プロジェクトです。 京都市内と京丹後市間人(たいざ)を拠点に、その土地の材を再評価し、集落の中で豊かに生きてい くノウハウを育むシステムを構築していくことを最重要視しています。500年後の人々の誇りとなる遺産を生み出せるよう、日本 に暮らすこと、世界が平和であるために文化芸術活動を通して貢献することの意義を思考し、アート・ 工芸・建築・食の分野から集落環境を提案する活動を行っています。

今秋公開の間人レジデンスは現代美術作家のAAWAAによる間人の土を使った空間作品・新作、SEI TAIZAではAAWAAによる空間作品を公開いたします。

 

ご高覧賜りますようお願い申し上げます。

 

 

会期:

10月25日(金)− 11月17日(日)休館日:  火・水曜日

11時 − 午後4時

 

会場:

間人レジデンス

京丹後市丹後町間人3332-2

 

SEI TAIZA

京丹後市丹後町間人3329

 

主催:

NPO法人TOMORROW、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁

 

公式ウェブサイト:

https://tomorrow-jp.org/program/2024fall/

 

HP_taiza

 

Painting by ノ・サンホ

Photography by 森川 昇

Courtesy of TOMORROW FIELD

+ Share

 

New Arrivals
COSMIC WONDER
THAT OLD MAGIC

Oct 11, 2024 | News 

HP_1

 

「THAT OLD MAGIC」秋冬コレクションより、シェットランドウールとカシミアのコレクションが入荷いたしました。COSMIC WONDER Online Shopにてご覧いただけます。

 

New Arrivals

 

カシミアの産地として名高い内蒙古自治区のカシミアを原料として、その中でも上質なホワイトカシミアを日本で紡績と染色を行いシルクと混紡して紡ぎました。この上ない肌触りと光沢の美しいニット。ホールガーメントで編むことで着心地がとても優れています。カシミアシルクはオールシーズン着ることができます。コレクションはベーシックセーターとセータードレス、手ぬぐい。

 

スコットランドのシェットランド諸島に生息するシェットランドシープは、厳しい寒さや環境の中で育つことで、素朴な表情と柔らかな手触り、そして暖かな羊毛になります。シェットランドの原料を、産業革命初期に開発された18世紀の英式紡績機でゆっくりふっくらと紡ぎ、手織りの原理を動力化したシャトル織機でヘリンボンに織り上げました。古の時の長さで織られた布は、格別に優美な表情を私たちにみせてくれます。コレクションはドルマンスリーブのコート。

 

ご来店を心よりお待ちしております。

 

Lightpage_2

 

写真: ホンマタカシ

+ Share

 

Saturday, September 28

Sep 27, 2024 | News 

DPhotography: Takashi Homma

 

Center for COSMIC WONDERは、9月28日(土) が最終開館日となります。

古くから私たちと親交のあるDeer Revengeのメロディーが空間に響きます。

 

皆さまのご来館を心よりお待ち申し上げております。

 

Venue:

Center for COSMIC WONDER

5-18-10 Minami-aoyama, Minato-ku, Tokyo

+81 (0)3 5774 6866

Open noon – 6pm

 

+ Share

 

New Arrivals
COSMIC WONDER
THAT OLD MAGIC

Sep 01, 2024 | News 

HP_newarrivals_1

Center for COSMIC WONDERでは、「THAT OLD MAGIC」秋冬コレクションよりシェットランドウールとカシミヤコレクションが9月7日(土)に入荷いたします。

 

スコットランドのシェットランド諸島に生息するシェットランドシープは、厳しい寒さや環境の中で育つことで、素朴な表情と柔らかな手触り、そして暖かな羊毛になります。シェットランドの原料を、産業革命初期に開発された18世紀の英式紡績機でゆっくりふっくらと紡ぎ、手織りの原理を動力化したシャトル織機でヘリンボンに織り上げました。古の時の長さで織られた布は、格別に優美な表情を私たちにみせてくれます。コレクションはドルマンスリーブのコートとベスト、フォークパンツ、襷掛けバッグ。

 

カシミヤの産地として名高い内蒙古自治区のカシミアを原料として、その中でも上質なホワイトカシミヤを日本で紡績と染色を行いシルクと混紡して紡ぎました。この上ない肌触りと光沢の美しいニット。ホールガーメントで編むことで着心地がとても優れています。カシミヤシルクはオールシーズン着ることができます。コレクションはベーシックセーターとセータードレス、手ぬぐい。

 

また、Light & Will のセレクトによる 秋田県 山葡萄 手提げ籠やピクニックバスケット、沢胡桃の樹皮の手提げ籠など、美しい手仕事の数々もご一緒にご覧いただけます。

 

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

 

HP_newarrivals_2

 

写真: ホンマタカシ

+ Share

 

市川 孝
空想民族的道具考
茶の解放

Aug 20, 2024 | Event, News 

HP_TakahsiIchikawa_1

 

野外に茶の世界を持ち出そうと作りあげた「茶車」。その茶車の展覧会から始まったCenter for COSMIC WONDERでの個展。その後「茶の場」の道具の展開からお茶を中心とした「人の植物利用」の内容に向き合うと茶外茶、野草茶、薬草茶、山茶、番茶、そして少数民族のお茶へと興味の視点が拡がりました。植物を干したり、揉んだり、炒ったりから、炙ったり、煎ったり、焼いたり、炒めたり、蒸したり、発酵させたり、煮たり、混ぜたり等、その行為に注目する様になり、その為の道具を作ってきました。それは本来のお茶を淹れるだけの茶器ではなく、気になる植物の力を感じてみる、試してみる、遊んでみる器や道具です。これらは遊茶器と言えるかもしれません。口から力をいただく以外にも、目や耳や鼻や肌からも植物の力をいただくことが出来る道具だったり、もっと自由に愉しめる世界が有りそうです。土瓶などの定番のものから焙煎煮茶器、焙煎こね鉢や蒸留器や新作など、薪窯焼成での風合いも合わせて、植物の力を愉しむ道具類を楽しんでください。

 

市川孝

 

 

Center for COSMIC WONDERでは、市川 孝「空想民族的道具考 茶の解放」展を開催いたします。

8回目の開催を迎える本展覧会では、これまで発表してきた茶道具が一堂に並び、今夏6月に市川氏が訪れた中国・貴州での茶の体験から生まれた新作も発表いたします。茶にまつわる遊びを重ね、そして茶礼、もしくは茶そのものの概念を解き放ち、独自の新しい景色を見せてくれる市川氏。初日と2日目は、野の草の無限の力を伝え活動をされている野草宙と市川氏の初めてのコラボレーション茶会を開催いたします。

 

ご高覧賜りますようお願い申し上げます。

 

会期:

9月20日(金)− 9月24日(火)

 

*20日(金)− 21日(土)は完全予約制、ワークショップの参加者のみご来館が可能です。(衣をご覧になられる方はいつでもご来館可能です。)

 

*22日(日)のご来館は当日の午前10時30分より会場入口にて整理券をお配りいたします。1時間12名の枠を設けております。当日の来場人数が達しました場合は、並んでいただいてもご入場をお断りさせていただきますので、ご了承お願い申し上げます。

 

*23日(月・祝)より自由にご入館いただけます。但し、混雑時は入館制限をさせていただきます。

 

会場:

Center for COSMIC WONDER

東京都港区南青山5-18-10

03-5774-6866

正午 − 午後6時

 

 

オープニングイベント

野草宙 と 市川孝「ノノ茶会」

 

初めてのコラボレーション茶会となります

 

野草宙より

足元にある身近な生命エネルギー溢れる野の草を

光と水、火をとおして野の滴として 身体にとりこむこと

宙茶ができるまでの実演と 野の草のおはなし

市川孝の炉と煮茶器、茶道具を使い 一人一人の野の茶をつくります

 

市川孝より

いま調べ進めている少数民族のお茶のアレンジやこれまでの経験を活かして

今このタイミングで飲んでいただきたいお茶、面白いと感じているお茶のような何かを

様々な材料と道具でご用意します

 

9月20日(金)

午前11時 − 午後1時半

 

9月20日(金)

午後3時 − 午後5時半

 

9月21日(土)

午前11時 − 午後1時半

 

9月21日(土)

午後3時 − 午後5時半

 

満席となりました。

 

 

野草宙 / 澤村玄道 澤村日菜

人と草とのよきめぐりを草にまなび、草に教わる日々

福岡を拠点に野の茶をとおして野の草の生命エネルギーを伝える活動をしている

 

HP_TakashiIchikawa_2

 

写真上 :土鍋に浮かべた、蓮池の桃花に白茶を入れた蓮茶

写真下 : 野草宙の宙茶を土鉢で炒る市川氏

 

+ Share

 

Notice of Closing of Center for COSMIC WONDER

Aug 08, 2024 | News 

cfcw_close_hp

 

今秋、南青山のCenter for COSMIC WONDERは9月28日をもって閉館いたします。

2007年よりCOSMIC WONDERの活動を発表する拠点として、美しい瞬間をみなさまと共有できたことを心より感謝申し上げます。

 

衣は世界中の美しいShopとCOSMIC WONDERのオンラインストアで引き続きご覧頂けます。

Center for COSMIC WONDERの閉館までのスケジュールは、8月10日のAki Goto 「Follower」の上映会とパフォーマンス、9月7日より「THAT OLD MAGIC」の秋冬コレクションよりスコットランドのシェットランドウールやカシミヤシルクのコレクションの新作発売、9月20日より毎年恒例の市川孝氏の個展を開催いたします。

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております。

 

2024年8月8日

COSMIC WONDER

+ Share

 

New Arrivals
COSMIC WONDER
THAT OLD MAGIC

Jul 29, 2024 | News 

newarrivals_1

 

Center for COSMIC WONDERでは、「THAT OLD MAGIC」秋冬のセカンドコレクションが8月3日(土)に入荷いたします。 

 

丹後半島の丹後ちりめんの織元で織り上げた、美しい唐草模様のシルクウールによるジャガード織のコレクションは、襟巻きのあるドルマンスリーブコート、シンプルなフォークパンツ、巾着のようなショルダーバッグ、定番のフォークキャップが揃います。

 

コットン糸、リネン糸、メリノウール糸を交織したグレンチェックのコレクションは、産業革命初期に開発された18世紀の英式紡績機により、ゆっくりふっくらと紡がれたコットン糸を使用し、手織りの原理を動力化したシャトル織機で織り上げている。コレクションは、胸元にギャザーがあるシャツとシャツドレス、裾絞りのラップパンツ、大きなドルマンスリーブのドレス、フォークキャップが揃います。

 

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

 

newarrivals_2

 

写真 : ホンマタカシ

+ Share

 

後藤輝
Follower
Video screening & Performance

Jul 15, 2024 | News 

Akigoto_HP

 

Center for COSMIC WONDERでは、後藤輝「Follower」Video screening & Performanceを開催いたします。2019年より開始したダイヤリーのような1分のショートビデオプロジェクトは、家族や環境、時代や自身の移りを記録し、日常の中に滞在するあらゆる思考や感情、普遍的な要素を内包した活動である。今回のために再編集されたビデオの上映、第1部ではアーティストの花代とのコラボレーション、第2部では自身によるパフォーマンスで構成されます。後藤から放たれる有機的なエネルギーに満ちた空間が世界に広がっていく瞬間を目撃するでしょう。

 

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

 

 -

 

日時:

2024年8月10日(土)

第1部: 13時 − 14時 | 入場料: 1,500円 | 花代とのコラボレーション

第2部: 16時 − 17時 | 入場料: 1,000円

 

要予約

お名前、メールアドレス、電話番号、ご希望の会(第1部 or 第2部 or どちらでもOK)を明記の上、以下メールアドレス宛にお申し込みください。人数の制限があるため、ご参加可能な方のみに返信させていただきます。

event[a]cosmicwonder.com

 *[a]は打ち直しをお願いいたします。

 

会場:

Center for COSMIC WONDER

東京都港区南青山5-18-10

03-5774-6866

正午 − 午後6時

 

INSTAGRAM: @a3igo1o

 

後藤輝

マルチメディア・アーティスト。NY州在住。

ドローイングやパフォーマンス、近年は主にビデオインスタレーションと音楽を表現方法とする。

2009年にスーザン・チャンチオロのアシスタントとして渡米しニューヨークシティに拠点を定めるが、まもなくしてNY州北部の田舎町に移住。以来、宇宙と自身の関係性や、『今』をテーマとした制作を続ける。

2019年に始まったダイアリーのような1分のショートビデオプロジェクトは、その後コロナ禍を経てよりストーリー性を持つこととなる。家族や環境、時代や自身の移りをビデオに収め制作を続け、現在までInstagramでの発表は300作以上。昨今はビデオの音楽も制作。EUROPA、CLEARING、Nonaka-Hill Gallery、Starr Suites、Samuel Dorsky Museum of Art 等にて発表。今夏開催のMuseum of Gaspe (カナダ)グループ展に参加。富久昌美とのアバンギャルドポップミュージックユニット、雅秋(まさあき)としても活動中。

 

花代

玉川大学文学部美術学科彫刻専攻在学中にパリへ留学、その後1989年に向島で半玉修行を始める。1995年に花柳界を引退し渡英。現在、東京・ベルリンを拠点に、写真家、芸妓、ミュージシャン、モデルとして多方面で活動を展開。自身の日常を幻想的な色彩で切り取る写真やコラージュ、またこれらに音楽や立体表現を加えたインスタレーションを発表。国内外での多数のグループ展・国際展に参加、ライブ・パフォーマンスも行う。主な個展に「ウツシユメク二」PARCO GALLERY(東京、2000年)、「hanayo」Palais de Tokyo(パリ、2002年)、「hanayo Ⅲ」タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム(東京、2017年)など。主な作品集に『ハナヨメ』新潮社刊(1996年)、『MAGMA』赤々舎刊(2008年)、『berlin』月曜社刊(2013年)、『点子』Case Publishing刊(2016年)、『花代の世界 地下活動半世紀』河出書房新社(2021年)など。主な音楽アルバムに「wooden veil」(dekorder、2009年)「Gift /献上」(DHR Geist、2000年)など。

+ Share

 

New Arrivals
COSMIC WONDER
THAT OLD MAGIC

Jun 28, 2024 | News 

HP_CW

Center for COSMIC WONDERでは「THAT OLD MAGIC 」秋冬のファーストコレクションが7月6日(土)に入荷いたします。 

 

古の布を思わせる趣のある表情のふっくらとした綾織のリネンウール。コレクションはスクエアの大きなトップ、サークル切り替えのドレス、ラップパンツ、ファーマードレス。コットンとカシミヤを交織した肌触りの優れたカットソー。 コレクションは長袖のTシャツ、ドルマンスリーブのTシャツドレス。

 

A|W 2024 COSMIC WONDER「THAT OLD MAGIC」

 

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

 

写真: ホンマタカシ

+ Share

 

スティーブン・スプロット
World Cinema

May 27, 2024 | COSMIC WONDER Free Press 

  長い間、映画の非常に短いショットを集めてきた。ストーリーの続きからやや切り離された、いわゆる『カット・アウェイ』のような少し浮遊感のあるショットを探している。今、それらが集まってきたので、幾通りにも繋ぎ合わせてみた。相互関係が生まれ、表現が広がっていく様が面白い。カット・アウェイは本来、物語の舞台となる環境を暗示するもので、街路、家、店先、車、街並み、風景、夕日などで構成されることが多い。また、天候を示すこともある。暗雲が立ちこめ、雨が降り、やがて雲が切れる。こういったことはストーリーの雰囲気を伝えるのに役に立つし、この特別なフィクションが世界のある場所で、ある時間に起こったという一種の証明にもとれる。ロマンス映画から切り離された夕日は、突然まるで解放されたように自由になり、ただの夕日になる。そしてほぼ終わりのない一連のヴィネット(描写)に加わる。また、光と影やカラーとテクスチャーが織りなす広大な儚い栄光に陶酔するものもあれば、薄暗く単調な日常生活のリズムを捉えているのもある。時には不穏な印象を与えるものもある。噴煙、乾燥した土地、洪水、産業廃棄物。もう何十年も前の映画であるにもかかわらず、それらを観ていると、まるで数え切れないほどの憂慮すべきニュースの見出しを逆スクロールしているような気分にもなる。そして、その先に立ちはだかるディストピアの光景を想像すると、絶望して…[Read more]

+ Share