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2019-10

愛なるかたち

Oct 28, 2019 | COSMIC WONDER Free Press 

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飛鳥は古の百済の人たちがここを築きあげたところ。タナカシゲオ氏は奥飛鳥の山谷、明日香村の栢森にある築280年の大きな古民家を自身で改修し、その中庭に藁塊を構造とした韓屋のような工房を建てそこで仕事をしている。工房も家も時を遡る古い佇まい、その中での暮らしはとても美しい。栢森には龍神が住むという女渕、男渕ある。どちらも山道からはずれた山の奥に瀧があり、そこに深い渕がある。渕はとても深いので清んだ水が重なり翡翠の色をしている。そして、その渕は竜宮につながっているといわれる。氏の白磁の作品から翡翠の色があふれている、私はその色彩を龍の目の輝きのようなものと感じている。氏の窯は家と工房の近くの山谷の山中にあり、窯の周辺に氏の畑もある。窯は登り窯よりも古い形式の穴窯と倒炎式薪窯による。いつも畑で採れた美味しい果実などを送ってくださる。この度の窯焚きは4日間を通して温度が1000度を超えず釉薬が溶けないという心配があったという。しかし、不思議なことに窯の煙突から火柱が上がり窯焚きは終わり、翌朝、窯の中を覗くと、釉薬が美しく溶けたやきものが見えたそうだ。今作はたくさんの薪を燃やした痕跡なのか灰の表情が一段と美しく感じる。最近では何故か白磁の翡翠色の中に美しい桃色が浮かび上がることもある。氏のやきものは古の形に彩られている奥に、日々取り組まれている真理の探求、宇宙の事象の数々がにじみ出るという、絶妙な感覚を持って作品が成り立っている。古と新たな精神の進化が混沌とした美、それが氏の作品を無二にしている。また、こういったことが私を氏の作品に向かわせている。今作の作品の中に土の形成を轆轤で目を瞑って形したものがいくつかある。美しさの奥にある氏の真が愛に溢れ現れていく。

 

Oct 1, 2019

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タナカシゲオ
「愛なるかたち」展

Oct 28, 2019 | EVENT 

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私は骨董(特に焼物)が好きで焼物を作り始めました。
初めはロクロを引くのが楽しかったのですが、最近はもっと自分を表現できる手びねりや紐作りで作ることが多くなりました。近年私は様々なおもしろい方々と出会うようになりましたが、その中である方から「目を閉じてロクロをされてみては?」とアドバイスを受けましたので試してみますと案外上手く引けました。目を閉じることにより土と触れ合う感覚がより深いものとなり視界から入る雑念がなくなり土との対話に集中できるようになりました。またある方から「あなたの窯は意思を持っています。炎も意思を持っています。あなたは窯から愛されています。」と言っていただきました。そうしたらとても嬉しくなって窯と対話してみようと思いました。今回の展示会にお持ちいたします作品たちの多くは土との対話、窯との対話の中で生まれた作品たちです。
ぜひご高覧いただけましたら幸いです。

 

タナカシゲオ

 

 

Center for COSMIC WONDERでは3回目となります、タナカシゲオ「愛なるかたち」展を開催いたします。

タナカシゲオ氏は奈良の明日香村、築280年の古民家に暮し、山谷に構えた穴窯と倒炎式薪窯で作陶しています。

この度は土や窯との親密な対話の中で生まれた古と今が繋ぎ重なる、真理と美が表出する作品を発表します。

 

ご高覧賜りますようお願い申し上げます。

 

 

会期:

2019年11月9日(土)− 11月17日(日)

午前11時 – 午後7時

 

作家在廊:

11月9日(土)

 

オープニングトーク:

「愛なるかたち」

11月9日(土)

午後4時 − 午後5時半

タナカシゲオ、プリミ恥部、AAWAA

要予約、30名様 限定

参加費: 宇宙料金

*満席の為、受付は終了いたしました。

 

会場:

Center for COSMIC WONDER

東京都港区南青山5-18-10

午前11時 − 午後7時

*休館日: 11月8日(金)

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Harmonic Meditation
Arts and Crafts
vol.2

Oct 08, 2019 | COSMIC WONDER Free Press 

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ドイツの思想家 ルドルフ・シュタイナーの考案によるライヤー を見ると、かつて私がルドルフ・シュタイナーの人智学に没頭したことを思い出す。そして、人智学や神智学をより深く知りたいと思い、ルドルフ・シュタイナーの翻訳を多く手がけられ、日本の第一人者のお一人であり、神学の研究家でもある故 西川隆範先生と親しくさせていただいていたことも。その頃に私の制作した美術作品のテキストを西川先生に2度ほどお願いしたこともある。西川先生は体も大きくおおらかで優しく、とても素敵な方であった。私がお会いしていた頃は西川先生の晩年になるだろうか。その頃、西川先生は地球が良い方向へ向かうようにいつも願われていたように感じる。

西川先生の最後のブログはこのようなテキストで始まっていた、「2011年春、命と引き換えに原発事故を収束させようと祈念したら、心不全になった」。まだ暑さの残る晩秋、少し遠くにある喫茶店に早く入りたいと思い、早歩きでアスファルトの道を歩き、お疲れの西川先生の息を切らしてしまったことを時々思い出す。西川先生は甘いものが大好きだった。

カテリーナ古楽器研究所はマザーライヤー とベイビーライヤーの2種類のライヤーを制作している。マザーライヤー を制作するとき、そのくり抜いた木で生まれてくるのがベイビーライヤーという。カテリーナ古楽器研究所の松本未來氏が作ったライヤー は清々しく美しい。彼が作る様々な中世の楽器は西洋楽器にも関わらず、すべて日本の木で制作されているそうだ。そして、驚くことにそれらの楽器は現存するものが少ないので、ルネッサンスの絵画などを参考に再現されている。時も国も超えたカテリーナ古楽器研究所の楽器から響く音色にたくさんの人が魅了されている。

 

瞑想するとき、その空間を浄化することは瞑想においてとても重要なことだという。空間を浄化するということは現実的な部屋の掃除も良いだろうし、セージやハーブを使うことも良いだろう。その場所と自分のエネルギーまでも浄化するということであれば、霊的な動きが必要だろうか。私はアセンデットマスターのセイント・ジャーメインによる、愛と浄化のバイオレットフレームにいつも助けられている。セイント・ジャーメインのバイオレットフレームを想像してその紫の炎に包まれることで清らかな高波動の状態になれる、とてもありがたい炎なのである。Cosmic Wonderが制作したチョガッポの作品は、韓国でもとめた手織りの苧麻絹布をベンガラとログウッドで染め、その布の断片を紫色のグラデーションにして、それらを繋ぎ合わせ重ねることで幾何学模様を作っている。作品を自然光に透かすと、作品の真ん中に薄い紫の六芒星の光が浮かびあがる。そう、私はセイント・ジャーメインの愛と浄化のバイオレットフレームを表現したいと思った。

 

rinn to hitsujiの蝋燭作家 鈴木りえ氏に天使の蝋燭がほしいと言ったとき、鈴木氏が驚いた顔になった。鈴木氏は数年前にある人に天使の蝋燭のシリーズを制作すると言われたそうだ。天使からのお告げのようなものなのだろうか。天使蝋燭受胎告知から、何年経っても鈴木氏に天使のインスピレーションは感じられず、人型に近い作品といえば縄文土偶の土偶蝋燭を制作していた。鈴木はいつしか土偶が天使のようなものなのだろうかと思っていた。蜜蝋でできた土偶蝋燭はとてもユニークで可愛らしく鈴木氏の作品の中でも人気の高いものになっている。そして、この度、私が天使のことを言い出したことで、天使の蝋燭がとうとう現れることになったということだ。それから、鈴木氏は天使のインスピレーションを自身におろすための生活が始まった。しかし、鈴木氏の印象はお会いした時から常に天使に囲まれているように見えた。鈴木氏の蝋燭は全て手で形成され、型は使わずに一つ一つ丁寧にその印象を想像しながら制作していくという。天使は心で思えばいつでも現れてその人をサポートしてくれるそうだ。鈴木氏の作った白い天使の蝋燭、点火すると天使が舞い下りて美しさに満ち溢れた素敵な空間になるだろう。

 

Harmonic Meditation Arts and Craftsのコレクションは、ここ数年にお会いした作家や友人にお願いして作品を制作していただいた。見る人にはとても静かなコレクションに感じるかもしれないが、私はとても美しいコレクションだと思っている。目に見えているものの背後に霊的な気配がある美しい作品、それらは、人の心の栄養となり魂の記憶となるだろう。これからのアートと工藝を支えていく側面になり、沢山の花が開いていくのだと思う。

 

Sep 15,2019

Yukinori Maeda

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安田都乃
「ancient sound」展

Oct 04, 2019 | EVENT 

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自然界が奏でる倍音は私達の呼吸を整え神経を安定させてくれる

回転する球体の地球では常に無音の振動が私たちの血と骨を揺らし細胞を活性化させている

土器壷内でもこれらと似たことが起こっているのではないか、、

数年前から土器からなにかが発されているような気がしてならなかった

私は壷内の周波を計ってみることにした

大きく口の開いた壷は周波数は低く、口の小さい壷のほうは周波の共鳴速度が早いため周波数が高い

また土の厚みや形状などによってもさまざまであり高ければ良く低いほうが良くないという事ではない

これは音叉などで周波数が低いものは鈍い響きを発し高いものは澄んだ響きがするのと同じであり

用途と好みの違いであろうと思う

土器壷の中に水を一晩入れておくと振動が共鳴しあって即席の波動水ができあがる

また、大きく口のあいた土器壷の上に小型のハープを置いて奏でると土器は拡声機の役割を果たす

大きな土器壷を土に埋めると地上の音を吸収し現代では防音用途として発展しているそうだ

 

わたしは地から発される周波を受け取る媒介役として石を選んだ

石の上で土器壷を造形していると古代人が聞いていた音と同じ音が聞こえてくる

この行為は彼らの豊で崇高な精神性を感じ知る良い方法だと思っている

 

安田都乃

 

 

Center for COSMIC WONDERでは初の個展、安田都乃「ancient sound」展を開催いたします。

安田都乃は縄文遺跡周辺の土やはたき土に独自の観点から植物などを混ぜ、

その土を手捻りにより形成し、野焼き焼成により作品を制作します。

安田は古代人の響き連なる音を自身が制作する作品を通じて現出させようとしています。

それは自然(神)と調和した精神や思想を現代に繋げる行為に感じます。

ご高覧賜りますようお願い申し上げます。

 

 

会期:

2019年10月13日(日)− 10月20日(日)

午前11時 – 午後7時

*休館日: 10月11日(金)− 12日(土)

*13日(日)のみ午後1時から開館となります。

 

オープニングセレモニー:

10月13日(日)午後4時

 

安田都乃

1972年生まれ

2012年から植物、鉱物、土を源とする制作活動をはじめる

古代の土器形成や野焼きの研究と独自の感覚を繋ぎ作品を制作する

また、1997年の設立当初からCOSMIC WONDERの活動とアート制作に携わる

 

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