Alchemical Garments
COSMIC WONDER
THAT OLD MAGIC
1点づつ素材やディテールが異なるアーティスティックなピース。19世紀のアンティークの下着を再構築したタスキやアヴェールハット、ピローカバードレスなど。
1点づつ素材やディテールが異なるアーティスティックなピース。19世紀のアンティークの下着を再構築したタスキやアヴェールハット、ピローカバードレスなど。
安野谷昌穂とAAWAAの対話が The Fashion Postにて掲載されました。
Photography: Hanayo
春光が梅花を照らす、愛らしい季節となりました。
Center for COSMIC WONDERでは「THAT OLD MAGIC」コレクションより新作の衣が3月2日(土)に入荷いたします。
光輝く美しい箔と古梟プリント柄のコレクション。古の港で作られた幻のような可愛らしい梟の小花柄をモチーフにした模様をコットンリネンのタイプライターにプリント。染めの技法によるプリントは京友禅の技法が進化したもの。アイテムは、二つ折りにして重ねて着用できるユニークな構造のコート、ベーシックのラップパンツ、ボウタイのついた優雅なシャツとシャツラップドレス、美しいシルエットのリラックスパンツ、紙袋のドレス、リバーシブルのフォークキャップとエコバック。手織りの原理を動力化したシャトル織機「ションヘル」で織られた上質なメリノウールポプリンを使ったサマーウールのコレクション。サマーウールは吸湿性や保湿性に優れ、あらゆる季節を快適に過ごすことができます。アイテムは、50年代からインスパイアされた開襟シャツ、ドルマンスリーブのクラシックなドレス、ベーシックのフォークキャップなど。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
鱗のようなパッチワークをほどこし、バイオウォッシュにより退色させたジーンズ。
世界中の素敵なお店でご覧いただけます。
Center for COSMIC WONDERでは「THAT OLD MAGIC」ファーストコレクションが2月10日(土)に入荷いたします。
神聖幾何学模様の金銀が美しいジャガードの裏毛のスウェットは、空気を編み込むと言われる吊りの編機を進化させた貴重な編機で編まれたもの、ふっくらと包み込まれるような着心地です。鱗のようなパッチワークをほどこしバイオウオッシュにより退色させたジーンズ。ミモザの樹液で鞣されたベジタブルタンニンレザー、輝く金銀の箔を使用したかろやかなレザーによる、コッシンのようなフォークシューズやパンプス、財布やコインケース、名刺入れが揃います。また、早春に入荷予定のコレクションサンプルもご覧いただけます。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
Center for COSMIC WONDER では、安野谷昌穂「LINALSASI」展を開催いたします。安野谷は日々の暮らしの中にある生命の営みや社会的な事象を、自然の中で得た感覚と共に自らの中心に投影し、そこから発生する瞬間的な反応を軸に表現しています。絵画やドローイング、コラージュ、パフォーマンス、詩、写真など様々なかたちで作品を発表してきました。今回の展覧会タイトル「LINALSASI」は、安野谷の息子から生み出された魔法のような出来事に現れた文字の引用です。それは解読できない偶発的な文字列でしたが、安野谷はそれをかけがえのない光の道となるメッセージとして捉え、作品の根幹を築きました。また、COSMIC WONDERの「THAT OLD MAGIC」と「North Village Light」コレクションに、安野谷がドローイングを施したコラボレーション作品も展示販売いたします。
ご高覧いただけますようお願い申し上げます。
COSMIC WONDER FREE PRESS:
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会期:
2024年2月10日(土)− 29日(木)
ティーパーティー: 2月10日(土)午後3時より
*作家在廊: 2月10日(土)、29日(木)
会場:
Center for COSMIC WONDER
東京都港区南青山5-18-10
03-5774-6866
正午 − 午後6時
INSTAGRAM:
S|S|A|W 2024 COSMIC WONDER「THAT OLD MAGIC」ニューコレクションより、Envelope purse が12月9日(土)からCenter for COSMIC WONDERに入荷いたします。封筒の形をしたユニークなポシェットは、大切なものを御守りのように身につけたり、インスピレーションで使う愛らしいもの。大きさは2種類、色はWhite gold、Silver、Black、Light grayをご用意いたしました。
今年の師走も、自然農の麦粒の小麦を石臼で挽き、手で捏ねて薪窯で焼き上げるパンを作られる薪火野 中山大輔のパンデビスと、揺るぎない凛とした蝋燭の芯のように、そこに灯る一筋の光を届けることを仕事とするrinn to hitsujiの鈴木りえの美しく暖かな蝋燭を同日よりご紹介いたします。
蝋燭に火を灯し、薄くスライスしたパンデビス、家族や友人と語らいながら、静寂な光の中であたたかな冬をお過ごしください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
Direction: COSMIC WONDER
Photography: Takashi Homma
Model: Kaho, Kotaro, Tenko, Raiki
Makeup and hair: Akiko Gamou
Hair: HYO
Drawing: Stephen Sprotto
Center for COSMIC WONDERでは、「ノノ お水え」展を開催いたします。2021年3月、島根県立石見美術館で開催された「ノノ かみと布の原郷」展は、工藝ぱんくす舎が7年に渡り、自然布、手漉きの紙、日本古来の精神が宿る場所を求めて日本各地を巡り、その残された印象や精神性を独自の解釈で構成する展覧会となりました。また、それらから浮かび上がるものを捉え「ノノ お水え」を開催いたしました。
本展では、「ノノ お水え」の為に制作した、コズミックワンダーと工藝ぱんくす舎の紙衣、紙蓑、お水えの道具、蒐集した自然布や靭皮繊維などを展示いたします。また、志村信裕が記録した映像も合わせて上映いたします。本年、赤々舎より上梓した展覧会図録(本文と図版はオフセット印刷と孔版印刷、表紙は徳島 拝宮の中村功の和紙に活版印刷、佐賀 唐津の前田崇治に依頼した大麻古布紙の貼り込み)もご紹介いたします。また、中村功の祝袋や便箋、丹後 藤織の坂根博子による藤オクソ敷布なども揃います。ご高覧いただきますようお願い申し上げます。
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会期:
2023年11月18日(土)− 12月3日(日)
*休館日: 11月22日(水)、11月29日(水)
会場:
Center for COSMIC WONDER
東京都港区南青山5-18-10
T. 03-5774-6866
正午 − 午後6時
写真: 長島有里枝
フィルムスチール: 志村信裕
あわ太郎*のお庭にフェンスがついた なんでも動物さんが降りてくるそうな 茅葺き屋根のその佇まいにワイヤーのフェンスは不釣り合いなのがとても気になっていた ある日あわ太郎が私の野方のお庭にいらしたとき野薔薇や金銀花やお藤さんの 蔦を気に入っていつか美山のフェンスに絡ませようって話をした お正月あわ太郎から鮮やかな翡翠色のながーい苔のような植物が届いた 床の間にお飾りしてくださいとのこと お江戸のお正月は毎年驚くほど雲ひとつない快晴だ その苔さんは我が家の2階の床の間でキラキラ輝いている その葉は乾いて立春も過ぎたというのに同じように輝いている 私はお礼に約束した植物の種セットを作ることにした 絡まる子達の他に庭に春夏秋冬似合いそうな黄花秋桜、萩、藤袴、秋桐、朝顔などの種 あと今一緒にお稽古中の端唄の楽譜も忍ばせた 後にあわ太郎にあった時小包をとても喜んでいらした しかしお山の庭は一筋縄では行かない話も聞いた それは雑草との格闘である 少なくとも月に一回は電動草刈機で雑草を刈らないとすぐにボウボウになり そうなると蝮が家に入ってくるので危ないらしい 私の憧れの里山暮らしの夢想はすこぶる甘いようだ *AAWAAのこと 花代 2023年2月 Photography: Hanayo